日本のクリスマスは、チキンと豪華なケーキを囲んで恋人、家族、友達と過ごすのが定番ですね。
アメリカでは、クリスマスの主役は子どもと家族。
もちろん他民族の国なので、クリスマスをお祝いしない家庭もいます。
今日は、クリスマスをお祝いするアメリカの家庭でやっている事をご紹介します。
クリスマスの前
Wishlist
子ども達は11月頃から、クリスマスに欲しい物をリストにして書き出します。
このリストを元に、各家庭のサンタさん(笑)が、プレゼントを調達します。
リストはずらっと長くなりますが、もちろん全部もらえるということではなく、この中からサンタさんが吟味してクリスマスに運ばれてくるというシステムです。
各家庭のサンタさんだけでは、スポンサーが足りないのでサンタさんの親戚もリストの中から、プレゼントを調達してくれたりします。
とにかく、アメリカ人のクリスマスにかける予算と、本気度は日本の比ではありません。
我が家の子供たちも、小さい時からアメリカ式クリスマスで育ってきているので、クリスマスへの想いはすごく特別なものがあります。
クリスマスツリー
クリスマスツリーを飾るのは、サンクスギビングが終わった頃が一般的。
生のモミの木を飾る人もいれば、人工のものも。日本と違うのは大きさ。
アメリカ人は大きなツリーを飾るのが大好きです。日本だと子供が巣立ってからは飾らないなんて家庭も多いかと思いますが、アメリカでは子供の有無に関わらず飾る家庭が多いです。
モールでサンタさんに会える
クリスマス時期になると、北米のモールにはサンタさんと写真を撮影できるブースが現れます。映画などで見たことがある人も多いと思います。
サンタさんの膝に座って、写真を撮影。行列を作って待つし、もちろん無料ではなく、なかなかの額なのでやったことはありません(笑)
24日クリスマスイブと25日クリスマスの過ごし方
アメリカでは、クリスマスイブにロマンチックなイベントはなく、一番大切な25日の準備という位置づけです。
この大切なホリデーには、お店もほとんどがお休みか早く閉まるのでクリスマスの食事やプレゼントの準備をする時期はお店が超繁忙期です。
24日のクリスマスイブ寝る前に子供たちがすることは
・サンタさんが飲むミルクとクッキーの準備
24日夜にはサンタさんたちが夜な夜なプレゼントをラッピングします。
25日クリスマス当日の朝起きると
・大きなクリスマスツリーの前にプレゼントが沢山おいてある。(アメリカでは、プレゼントはひとつではなく、色々な人から何個もあります。家族中でプレゼントを交換し合ったりします。)
・サンタさんが、ミルクとクッキーを食べたか確認して喜ぶ。
・家族みんなでわいわいがやがや、プレセントを開けまくります。(アメリカ人は包装紙をびりびりに破ります(笑))
クリスマスの日の食事
家族皆で集まっている家庭が多いので、家庭によって様々ですが、定番のものは下記のようなもの。
②マッシュポテト
③インゲンやニンジンソテー
④パンプキンパイやアップルパイ
私の個人的感想は、日本のクリスマス料理の方が華やかという印象。でも、これがアメリカの伝統なのですね。
日本には、新しく入ってきた習慣なので現代風に華やかに楽しむイベントなのだと思います。
まとめ
クリスマスは各家庭での伝統があり、それぞれのスタイルがあるかと思いますが
だいたいの家庭でやっていることは上記のようなもの。
イベントそのものより、私はクリスマス時期のアメリカ人の楽しそうな雰囲気が大好きです。
クリスマススピリットというのがあり、楽しく優しい雰囲気で旅行にも良い時期だと思います。
日本との違いは色々あり面白いですよね。留学や、旅行でクリスマス時期にアメリカを訪れる機会があれば参考にして下さい。